PS4版『リトルビッグプラネット3』が10月31日をもってPS Storeでの販売を終了へ

ソニーは、『リトルビッグプラネット3』をPlayStation Storeから削除する予定であることを発表した。ハッカーから繰り返し攻撃を受けたことにより生じたサーバーの問題を解決することが不可能なためだという。 PS4版『リトルビッグプラネット3』および本シリーズの全DLCは、2024年10月31日をもってPlayStation Storeでの販売が終了する。 すでに本作を所有している、あるいは10月31日までに購入した場合は、販売終了後も引き続きプレイが可能だ。同様に、PS Plusから本作をダウンロードした場合も引き続きプレイできる。 「10年にわたり『リトルビッグプラネット3』のコンテンツをプレイし、作成し、共有してきましたが、本作とシリーズの全DLCは2024年10月31日をもってPlayStation Storeでの販売を終了することとなりました」と本作の公式Xアカウントで発表されている。 「ダウンロード版『リトルビッグプラネット3』や、現在販売中の『リトルビッグプラネット』シリーズのDLCを購入したいと考えている既存のファンの皆さんや新規プレイヤーの皆さん、これが最後のチャンスですのでご注意ください」 不運な結末を迎える本作は、PlayStation Studiosのファーストパーティタイトルでありながら、10月15日にPS Plusのゲームカタログでの提供が終了する。Sumo Digitalが開発する『リトルビッグプラネット3』は、2014年12月にPS3とPS4で発売された。PlayStation StudiosのタイトルとしてSIEが完全所有している作品だ。 なお、PS Plusのゲームカタログでの提供が終了することを受けて、PS5とPC向けにリマスター版やリメイク版が発売されるのではないかと噂されている。例として、ゲリラゲームズが開発する『Horizon Zero Dawn』が5月にカタログでの提供を終了し、先月、PS5とPC向けに『Horizon Zero Dawn Remastered』が発表された。『リトルビッグプラネット3』も同様の措置を講じるかもしれない。 4月には、繰り返しDDoS攻撃を受け、何百万ものユーザー作成コンテンツが失われたため、『リトルビッグプラネット3』のPS4用サーバーが無期限で停止していた。