西武・武内夏暉「投手有利なカウントから決め球が甘く入った」 24回で1失点だった得意のソフトバンクに7回4失点し2敗目
◆西武0―4ソフトバンク(19日、ベルーナドーム) 西武の武内夏暉が、22歳最後の登板を勝利で飾ることができなかった。 ■まさか、中日の選手が西武の帽子を…【写真】 ソフトバンク戦は前回対戦までの3試合で計24イニングを投げわずか1失点。21日に23歳の誕生日を迎える左腕は、この日も初回先頭から回またぎで4連続三振を奪い「また手玉」の予感を漂わせた。 だが、4回2死二塁から正木智也にチェンジアップが甘く入ったところを中前適時打にされ先制を許すと、さらに2死二塁から牧原大成にも中前適時打を浴びた。「投手有利なカウントから決め球が甘く入った。もう少しボールゾーンに投げたかった」とわずかな制球ミスを悔やんだ。 7回にも暴投、ボークと自らのミスなども絡み2失点。「1点で抑えないといけないところで複数点を取られたのは反省点」と唇をかんだ。開幕から無傷の5連勝を刻みながら2連敗で前半戦を終え「切り替えしかないのでいい状態で後半戦を迎えたい」と前を向いた。(安田栄治)
西日本新聞社