この春“買い”の最新鋭「イヤホン&ヘッドホン」6選【趣味の傑作ギア買い物リスト】
販売ランキングを見るとApple製品の人気は一目瞭然だが、オーディオ専業メーカーに目を向けると個性的で新しい提案性を備えた製品が多数みつかる。自分にピッタリの1台を見つけて、「音」をグレードアップしよう! 【細部をチェックする】 音楽やオーディオに興味があり音質にこだわるなら、幅広いタイプやブランドの製品に目を向けよう。自分にピッタリの一台を見つければ、満足度の高い音楽生活、オーディオライフを実現できる。 イヤホンの新しいトレンドとして注目したいのが「ながら聴き」とも呼ばれるタイプ。耳穴を塞がずに周囲の音が普段と同様に聞こえつつ音楽も楽しめる。周囲の人々とのコミュニケーションが保てるのも人気のポイントだ。 定番はノイズキャンセリング機能付きのイヤホン。通勤や通学の電車内などで騒音が和らぎ、聴覚の保護や疲れの低減にもつながる。耳を完全に覆うヘッドホンは持ち物として少しかさばるが、イヤホンよりもさらに一段上の静けさを得ることができ、より音楽に浸ることができる。 有線タイプは少数派になったが、音の遅延が皆無でゲームや動画視聴ならアリの選択だ。製品のタイプと音質やサウンド傾向はまた別の話。専門家のアドバイスや口コミを参考にして後悔の無い買い物をしよう。 【教えてくれた人】 AV評論家/鴻池賢三さん オーディオメーカーで商品企画職を務めた経験を持つオーディオ・ビジュアル評論家。1年間に数百のヘッドホン・イヤホン製品を試聴し、レビュー執筆は2千モデルを超える
1. 迫力のサウンドと音漏れ低減を両立!
BOSE 「Ultra Open Earbuds」(3万9600円) 【オープンタイプの場合、音を発するスピーカー部と耳穴の位置関係で聞こえ方が大きく変わる。本製品はスピーカーの位置と音の指向性が最適化され、迫力のサウンドが楽しめます(鴻池さん)】 本体の一部が柔らかい素材で耳に巻き付けるように装着する。独自の音響技術で迫力を伴った高音質、音漏れの少なさを高い次元で両立した実力派。最長7.5時間再生でき、IPX4の防水性能を確保。イマーシブオーディオはヘッドトラッキング機能も備えている。