「千鳥、大宮セブンも…」宮迫博之“地上波復帰”のテレビ埼玉が懸念する「吉本のプレッシャー」
ついに夢が叶いそうだが……。 元「雨上がり決死隊」の宮迫博之が、テレビ埼玉の新番組『Beauty Man~宮迫博之イケおじ宣言~』(10月7日スタート、深夜1時30分)で冠番組のレギュラーを持つことができた。 【写真】「薬局ないんか~」…松本人志が宮迫博之ら後輩芸人と”恥ずかしき”路上ナンパ&合コン現場 かねてから宮迫はテレビへの復帰を口にしていた。当初は 「相方の横に戻りたい」 としていたが、蛍原徹から“三下り半”的に解散を突き付けられ雲散霧消となっていた。 ◆6月には千葉テレビで復帰の話もあったが“お蔵入り” 6月に千葉テレビの番組に出演すると自身のユーチューブで発表したが、同局は放送の予定がないと否定。お蔵入りとなっていた。そんな中、同じ関東のローカル局であるテレビ埼玉が再び名乗りを上げた。 「前回の千葉テレビのように外部の制作会社の持ち込み企画だそうです。今回はテレビ埼玉も出演を認めているので放送は確定でしょう。当然スポンサーも了承しているからこそ新番組が立ち上がった。宮迫さんの夢が叶ったということでファンも歓喜しています」(テレビ局制作プロデューサー) 注目度が高いため、今後宮迫を起用する番組は増えていくかもしれない。フリーの芸人でも今はSNSやユーチューブで発信できるため、事務所の役割は昔に比べると薄くなっていることが多い。 ただ宮迫に関しては“暗雲が垂れ込めている”という見方もある。 「やはり闇営業騒動の際に、吉本の岡本昭彦社長のパワハラを世間に暴露したことは大きい。“会見したら全員クビや”“テープ回してないやろうな”などと圧力をかけられ、会見ができなかったと涙ながらに訴えた。そのとき『スッキリ』(日本テレビ系)で社長らに激高した加藤浩次や、近藤春菜は吉本所属からエージェント契約に変えられました。岡本社長は松本人志さんのアドバイスもあって会見を開くハメになり、世間からボロカスに叩かれた。宮迫さんは単純に吉本を退社したフリーの芸人という扱いではありません。テレビ埼玉は勇気ある行動だと思います。ほかの番組に影響がなければいいですが……」(ワイドショー関係者) ◆出演のCMでさえ地上波放送を断られた かつて宮迫の“テレビCM復帰”を実現させたファッション通販会社・ロコンドの田中裕輔社長は、自身のユーチューブでCMが「テレビ東京」以外の民放局から放送NGをくらったことを明かしていた。スポンサーというのはテレビ局にとって“神様“のような存在のはずだが、テレビ局側からNGとは尋常ではない。どういう意図なのかは不明だが、テレビ局が何らかの忖度をした可能性が高い。 テレビ埼玉といえば、千鳥が上京して初めての冠番組『いろはに千鳥』を作ったことでも知られる。そのほかにも『それゆけ!大宮セブン』などのレギュラー番組があり、吉本と縁の深いテレビ局であることは間違いない。 果たして、宮迫は平穏無事にレギュラー番組をこなすことができるのだろうか――。
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