槇原敬之、約5年ぶりテレビ出演へ “槇原敬之は解散しない”に感謝「最高の言葉です」
シンガーソングライターの槇原敬之が6月30日、フジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.42』の夜公演にゲスト出演した。 【写真】久保ミツロウと熱いハグを交わす槇原敬之
■『久保みねヒャダ』に「戻ってこれてうれしい」 漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベント。久保と熱いハグを交わした槇原は、以前『久保みねヒャダ』への出演が急きょキャンセルになったことについて「その節は本当にすみませんでした…」と3人にお詫びし、「約5年間ずっとテレビに出てなかったんですけど、ここが初めてです。(この番組に)戻ってこれてうれしいです」と笑顔を見せた。 先日、槇原のライブを堪能した久保みねヒャダの3人。久保が「いろいろあったけど、“槇原敬之は解散しないんだ”というのを感じて、まだこの曲を本人の歌で聴けるんだと思えて幸せになりました」と感激を振り返ると、槇原は「最高の言葉です」と感謝した。
■楽屋泥棒の注意喚起CMソングを即興制作 そんな槇原を迎えての企画は、誰も手がけていないテーマの歌をその場で作詞作曲する「すき間ソング」。3人が槇原のライブで楽屋挨拶に行った際に発見した楽屋泥棒の注意喚起ポスターにインスパイアされ、「盗まない 盗ませない」をタイトルに、15秒CMソングを作ることになった。
短尺の曲にこだわりを詰め込もうとするクリエイターたち。韻を踏ませる歌詞は語尾を細かく調整し、曲調も「やっぱり軽快なほうがいいですよね」「高揚感がないですね」(槇原)と試行錯誤を重ねていくと、能町いわく「大映ドラマ感がすごい(笑)」インパクト大の楽曲が完成した。 槇原ソング特有のハモリもあれば、最後にきちんと「ピピーッ!(笛の音) 楽屋泥棒は、犯罪です。」という啓発メッセージで締める完璧なパッケージに、久保は「ACジャパンに売り込みましょう」「フジテレビのトイレでずっと流してほしい」と防犯効果に自信を見せた。