那覇の逸品が一堂に「じょーとーフェア」開幕 おから入りちんすこうや紅型トートなど展示・販売 琉球新報1階で22日まで 沖縄
那覇市が誇る〝スグリムン〟(優れ物)を表彰する2023年度「那覇市長賞」に選ばれた逸品が一堂に会す「那覇のじょーとーフェア」(那覇市主催)が21日、那覇市泉崎の琉球新報社1階で始まった。22日まで。午前11時~午後6時まで開かれる。 【動画あり】全国最大規模「#ワークマン女子」沖縄に初出店
食品部門で最優秀賞に選ばれたのは、豆腐製造の照屋食品が手がける「OKARAちんすこう」。照屋ゆきの社長は「食物繊維たっぷりのおからを練り込んでいる。同じ首里にある新垣カミ菓子店との共同開発で、パッケージも首里織の模様にしている」などと紹介した。 非食品部門で最優秀賞に選ばれた、琉球びんがた工房ちゅらりの「モノトーンびんがたCREW(クルー)」は紅型の特徴である色彩をあえて封印し、黒色の違いで表現しているトートバッグ。代表の三浦敦子さんは「日常生活で使いやすく、価格も抑えている。手に取って手仕事の良さを感じてほしい」と話した。 フェアでは、優秀賞、最終候補に残った商品も展示販売する。来場客は、作り手から商品に対する思いを聞きながら買い求めていた。 (岩崎みどり)
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd