プラザのコスメバイヤーが選ぶネクストブレイク 日本未上陸の“ぽて艶”リキッドリップ&“美容医療級”の美容液
思わず“パケ買い”したくなるデザインも重要
実際に商品を触らせてもらいました。試してみた色味“03 ラディッシュハー”は、澄んだ赤色に黒を一滴加えたような絶妙なカラー。水分をたっぷり含んだみずみずしいテクスチャーで、スルスルと伸び広がります。
そして驚いたのはパッケージ。正面から見ると普通の容器なのですが、横から見るとふたがズレている!でも、これでしっかりと閉まっているんです。「中身はもちろんのこと、思わず“パケ買い”したくなるおしゃれなデザインかどうかという点も重視しています」という上脇バイヤーのお眼鏡にかなったのも納得です。
【スキンケア編】
プラザ限定の毛穴&角質ケア美容液
小森バイヤーが選んだスキンケアアイテムは、「クオリティファースト(QUALITY 1ST)」が5月10日に発売する、プラザ限定の美容液“ダーマレーザーウルセラ PHA”(限定、30mL、2200円)です。「クオリティファースト」がシートマスク以外で企業限定品を発売するのは初めて。小森バイヤーも「成分やテクスチャー、パッケージまでバイヤーとしてメーカーに意見を伝え、商品に反映していただいた」と商品化までの過程を振り返ります。
商品の特徴は、角質ケアと毛穴ケアを同時にかなえるという点。ブランド最高濃度のPHAやナノカプセル化した4種のビタミンCを贅沢に配合し、“美容医療級”の使用実感を目指したそう。朝のメイク前にも使用できる重たすぎないテクスチャーで、香りは女性だけでなく男性も使える爽やかな柑橘系でした。
“美容医療級”の効果は、もはや当たり前?
スキンケアもさまざまなトレンドが生まれていますが、小森バイヤーは注目のテーマに“美容医療発想”を挙げます。「スキンケア市場は、美容医療を受けたような効果を得られると謳う“美容医療発想”の商品が増えていて、注目度が高まっています」と小森バイヤー。プラザでも韓国のスキンケアブランドは人気が高いそうですが、「韓国は空気が乾燥しやすい国なので、“守りのスキンケア”が主流です。一方、日本はアフターコロナ以降“攻めのスキンケア”が支持されています。韓国ではやっている、売れているからといってプラザに並べるのではなく、日本のスキンケアの市場ニーズも見極めて買い付けをしています」と買い付けの裏側を教えてくれました。
リブランディングするプラザのコスメコーナー。今後はどんな商品が並ぶのか、とても楽しみですね。