【独占】憑依体験ホラー 映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』で長編監督デビューを果たした、人気YouTuberダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟のインタビュー映像公開
2023年のサンダンス映画祭で話題を呼び、製作・配給スタジオ「A24」配給で全米大ヒットを記録したホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』。この度、本作で長編映画監督デビューを果たした、人気YouTuberダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟の日本独占インタビュー映像が公開された。 本作は、2023年のサンダンス国際映画祭で上映されて大きな話題を呼び、アリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブン・キングらが大絶賛。A24が北米配給権を勝ち取り、『ミッドサマー』や『ヘレディタリー/継承』を超える“A24ホラー史上最高興行収入”を記録し、すでに、監督続投で続編『Talk 2 Me』(原題)が制作されることも決定している。 監督を務めたのは、ダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟。超人気YouTuberでもあるふたりのチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」は、ブラックで尖ったコメディや、日本アニメの自家製実写版など個性的でエッジの効いた動画が高評価を集める。ふたりは『ストリートファイター』の実写映画化を手掛けることも決定している。 YouTuberから映画を監督することになった理由について、ダニーは「子どもの頃から僕らの一番の夢は、長編映画を作ることだった。YouTubeは監督になるための練習だったんだ」と明かし、VFXや特殊効果、メイクなどのトレーニングの場としてYouTubeを使っていたのだと語る。ふたりはYouTuberとして活動を始めた頃、オーストラリア発ホラー『ババドック 暗闇の魔物』に撮影クルーとして参加しており、映画監督という夢をかなえるために着実に努力を積み重ねてきた。そんな2人は、北米配給を担当したA24との出会いについても明かしている。 また、こだわりのシーンは?という質問には、撮影の最終日に行われた「憑依チャレンジ」の快感にハマった若者たちがチャレンジを繰り返していく様子をテンポよく捉えたハイテンションなモンタージュのシーンを挙げた。50ショットを2時間で撮影するという超難題を前に、ふたりは「“じゃあその2時間僕らが仕切るよ”とカメラを2台使って、とにかくすごく自由で流れるような撮影だった」と振り返る。 しかし、この後、プロデューサーから撮影場所の外に連れ出され“撮影現場では、あんな仕切りをしてはいけない”とキツく注意を受けたという。ダニーは、この時のことを「でもああいうエネルギーを捉えるには、撮影するにもああいうエネルギーが必要なんじゃないかとも思うんだ」と笑いながら反論。マイケルも「クレイジーな現場すぎて皆は不幸だったかもしれないけど、あのエネルギーがスクリーンにも投影された気がして、お気に入りのシーンだよ」と話した。 映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、2023年12月22日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部
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