【京都大賞典】8番人気の伏兵シュヴァリエローズが重賞初V!1番人気ブローザホーンしんがり11着で3連単141万円超の大波乱に!北村友「いいレースができた」
「京都大賞典・G2」(6日、京都) 8番人気のディープインパクト産駒シュヴァリエローズが、6歳にして重賞初制覇を飾った。前半5F58秒7のハイペースのなか、中団で脚を温存。直線で鋭く脚を伸ばすと、ゴール前で粘る4番人気のディープボンドを頭差で差し切った。2着はそのディープボンドで、3着は11頭立ての11番人気メイショウブレゲ。1番人気のブローザホーンはしんがり11着に敗れ、3連単は141万9720円の大波乱となった。勝ち時計は2分22秒9(良)。 殊勲の北村友は「最後は本当に接戦だったので頭出て良かったと思います。前々で最後まで頑張ってくれる馬と思っていたので、本当はもう少し前めでと思っていたんですが、あまり進んでいかずにあのポジションで。周りの馬はあまり気にならなかったですね。この馬自身、リズムが良かったので、それを大事にしました」と穏やかな表情で振り返る。「坂を下っていくときの手応えが良かったですし、この馬らしさを出してくれると思いました。その通りになって良かったと思いますね。僕の馬もしぶとかったですし、幸さんの馬もしぶといですしね。いいレースができました」と相棒の奮闘をたたえた。 「馬自身が長い距離を使いだして安定していた。いつも一生懸命走ってくれる馬ですし、次のこの馬らしい走りを期待したいですね」と、さらなる飛躍を楽しみにした。