(写真：Getty Images)

パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、リーグ・アン第18節でRCランスと対戦し2-0で勝利した。 今季前半戦を首位ターンしたPSG(勝ち点40)は、先週末に行われたクープ・ドゥ・フランス・ラウンド64のUSルヴェル(6部)戦からムバッペ、ウガルテ、マルキーニョス以外のスタメン8人を変更。3トップにデンベレ、ムバッペ、バルコラを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 7位で前半戦を折り返したRCランスに対し、PSGは開始早々の5分にピンチ。ボックス内で強引なドリブル突破を狙ったマウアサのこぼれ球をワイに拾われると、ダニーロが不用意なタックルで倒し、PKを献上。しかし、フランコフスキのPKはGKドンナルンマのファインセーブに防がれた。 その後は一進一退の展開が続く中、PSGは30分に最初の決定機をモノにする。自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ダニーロの縦パスを受けたムバッペが相手DFの裏へスルーパス。最後は左サイドを駆け上がったバルコラがボックス左から冷静にシュートを流し込んだ。 さらに前半終了間際、先制したPSGに追い風が吹く。追加タイム1分、左サイドから斜めに切り込んだバルコラが、細かなタッチのドリブルでDF2人をかわしボックス左手前でグラディに倒されると、VARの末に一発退場となり、PSGは数的優位を得て、前半を終えた。 迎えた後半、PSGは55分にワイの落としからエル・アヤナウィにミドルシュートでゴールを脅かされたが、低弾道のシュートはGKドンナルンマがキャッチした。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもPSGは89分、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、右サイドでボールを受けたデンベレがカットインからラストパス。このパスをボックス右深くに抜け出したムバッペがゴール左隅にダイレクトシュートを流し込んだ。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。ムバッペの公式戦4試合連続ゴールなどで勝利したPSGが、後半戦を白星スタートで飾った。