「八十八夜」よりもひと足早く新茶を味わえる、鹿児島の「走り新茶」って?
もっと気軽に、もっと幅広く!おいしいお茶の楽しみ方
お茶をもっと楽しみたい、という人におすすめのアレンジについて聞くと、「お茶を出したあとの茶葉に、かつおぶしとポン酢をかけて和えものにして食べるのもおいしいですよ」と柳田さん。茶葉、食べられるんですね!「やわらかい、若い新芽のお茶ならではの楽しみ方です」 味噌とかつおぶしに緑茶を注いでつくる「茶節」という鹿児島の郷土料理は、疲労回復や2日酔いのときにもいいのだそう。どちらの料理にもかつおぶしが使われているのは、鹿児島がかつおぶしの生産量日本一ということも関係しているのかもしれません。 「お酒好きの方なら、焼酎のお茶割りがおすすめです」と柳田さん。若蒸煎茶でつくるお茶割りは、焼酎の味とお茶の味がどちらもしっかり味わえると好評なのだそう!煎茶割りならさっぱりとさわやかな味わい、ほうじ茶割りなら香り高く上品な味わいが楽しめそうです。 4月のうちにひと足早く楽しめる、鹿児島の走り新茶。蒸し暑い日は、水出しでもおいしくいただけますよ。カテキンの抗菌・殺菌効果、テアニンのリラックス効果も期待できる緑茶で、新年度の忙しさを乗り切りましょう! information 柳田製茶 住所:鹿児島県薩摩郡さつま町白男川4022-1(直売所) ※要予約。来店前に電話でご予約ください TEL:0996-54-2066 営業時間:10:00~17:00 定休日:日曜・祝日 Web:オンラインショップあり writer profile Haruko Sato 佐藤 はるこ さとう・はるこ●福岡生まれ、福岡育ち。成人してから引っ越した回数は10回以上。日本各地を移動しながら、2010年からフリーランスのライターとして活動。建築、都市、まちづくりに興味あり、音楽やアートの話が好き。人から話を聞くのがとても好き。 【コロカルニュース】とは? 全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。