部活動の地域移行に向け、指導者を育成する講習が千葉県市原市で進められています。 　市原市は、2026年度から順次、中学校の休日の部活動の指導を、地域のスポーツクラブや団体に移行する方針で、クラブや団体の指導者を育成する講習がはじまりました。 　市によりますと講習は、指導者としての基礎的な能力を身に着けるプログラムと、競技別の指導法を学ぶプログラムの2つに分かれていて、講師は、医師や弁護士らが務めています。 　9月に先行して行われた講習には、地域でスポーツを教えている人などあわせて約40人が参加したということです。 　市は今後、2つのプログラムを受けた人を指導者として認証する方針です。 　市の担当者は、「講習を通して、指導者になりえる人を増やし、将来の指導者の質も確保していきたい」と話しています。