市民武道館が完成 北上駅西口開発 来年4月オープン【岩手】
北上市と特別目的会社(SPC)が公民連携で手掛けてきた北上駅西口柔剣道場等土地利活用事業で、第1弾となる市民武道館(同市幸町)の建設工事が完了した。1階に柔剣道場、2階に弓道場を整備。備品搬入などを経て、2025年4月にオープンする。 市民武道館は鉄骨造り2階建て、延べ床面積1312・86(1階808・50、2階504・36)平方メートル。公募で選定された不動産業久保田ホールディングス(仙台市)と建設業タカヤ(盛岡市)などで構成するSPC・北上駅西口開発事業合同会社が施工し、完成後、大部分を北上市に移管した。 市は土地を同社に無償貸与。23年内に旧柔剣道場、旧弓道場を含む既存施設の解体を終え、24年3月に建設工事に着手。工事は順調に進められ、今月中旬に完了した。解体費2億9900万円、武道館の建設費等5億8520万円は市が負担する。