群馬初のセンバツ優勝・健大高崎「実力出し切る」 春夏連覇狙う
第106回全国高校野球選手権群馬大会(県高野連、朝日新聞前橋総局主催、毎日新聞前橋支局など後援)の組み合わせ抽選会が14日、前橋市の昌賢学園まえばしホールであり、連合チームを含む64校59チームの対戦カードが決まった。今春のセンバツで県勢初の優勝を果たした健大高崎は2回戦から登場し、勢多農林と藤岡北の勝者と7月13日に対戦する。 【写真まとめ】 夏の甲子園2023 今大会のホームラン 優勝争いは、健大高崎▽昨夏の選手権大会に出場した前橋商▽今春の関東大会に出場した樹徳――などが軸になりそうだ。 健大高崎の箱山遥人主将(3年)は「夏は技術力だけではなく、精神的に強いチームが勝つ。実力を出し切れるようにしっかりと準備したい」と意気込む。 選手宣誓を務める富岡実の佐藤理星主将(3年)は「驚きと心配、うれしさが混ざっている。群馬の子供たちが野球をやってみたいと思える宣誓にしたい」と話した。 大会は同6日に開会し、27日に決勝が行われる予定。8月7日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国大会への出場権を懸け、熱戦が繰り広げられる。【加藤栄】