【エイジングケア】医師に直撃! 20代・30代からやるべきエイジングケア必須心得5箇条
肌トーンも顔立ちも変わる30代はより多角的ケアを
「これからは美容医療も視野に入れ、計画的にスキンケアしなくちゃ」By Yokoyuka [横山] 30代からケアを変えるべきところはどこでしょう。 [小林] 30代になると、シワやたるみが本格的に出始めますよね。 [横山] そうなんです! 最近、頬の位置が下がって長くなり、顔のバランスが変わったような。 [小林] たるみが気になり始めたら、ハリ・弾力だけでなくエイジング要因に多方向からアプローチするペプチドを、レチノールと一緒に配合したコスメがおすすめ。理想の赤ちゃん肌になれますよ。 また30代なら、美容医療に頼るのもあり。伸びた皮膚を縮めるのは、化粧品にはできないことなので。肌のハリを保つ化粧品と適材適所使い分けながら、両面からケアするのが正解です。 [横山] シミも美容医療に頼るべきでしょうか。 [小林] 確かに美容医療で取るのが手っ取り早いけど、日頃からのUVケアと美白ケアが施術のパフォーマンスを上げるので、そこは手を抜かないでくださいね。 エイジングの大きな要因は、肌の酸化、糖化、炎症。これらはリンクして加速度的に老化を早めるので、30代前半からその3つをケアするかしないかで、未来の肌は変わります。さらに大敵は、紫外線。エイジング全般の予防に、日焼け止めも365日マストです。
「“抗酸化・抗糖化・抗炎症”を意識して今と未来のエイジングを食い止めて」By Tomoko
20代・30代のエイジングケア 必須心得5箇条
2人のリアルな悩みに対応する、それぞれの年代で始めたい、あるいは切り替えたいスキンケアと頼るべき成分を、小林先生のお話に基づいて5箇条に。加齢につれ肌の変化を感じ始めている20代、30代なら、これを押さえて成分通になれば、この先の美肌人生がぐっと明るくなるかも!
肌老化の気配を感じる【20代】
1 自ら水分を蓄えられる肌になるために。セラミド、パンテノール配合コスメを 2 「小顔」に執着しすぎないで! 生活習慣の見直しとマッサージでむくみ解消 3 目元のケアは「漫然と」ではなく悩みにフォーカス。クマはビタミンEで血流改善 4 「落とすケア」は肌への負担を最小限に。特にアイメイク落としに石油系界面活性剤は避けて 5 ビタミンCで、ニキビを繰り返さない肌質を目指すべし。悩みが深刻化したら迷わず皮膚科へGO!
目に見える悩みが増加【30代】
1 たるみ・小ジワ悩みは、コラーゲン産生力を高めるレチノール+ペプチド配合コスメに頼る 2 ニキビ跡などの色素沈着には美白有効成分。シミケアもできて一石二鳥! 3 日焼け後の肌の色の戻りが悪いとか、透明感が失われたと感じたら角質ケアを習慣化 4 肌のエイジングの3大要因、「酸化」「糖化」「炎症」ケアは一刻も早く始めるべし! 5 スキンケアと美容医療でできることは違うので、正しい知識をもって上手に使い分け MAQUIA 4月号 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/コン イルミ 取材・文/巽 香 構成/萩原有紀(MAQUIA) ※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。