2025年1月投開票 青森・十和田市長選 3人が会見 5人が出馬予定
青森朝日放送
任期満了に伴い2025年1月に行われる青森県十和田市の市長選挙についてです。立候補の意向を固めたとして3人が会見を開きました。 十和田市長選挙は、2025年1月12日告示、19日投開票で現在5人が出馬の意向を固めています。 11月8日には、このうちの3人が立候補を表明しました。 市議会の副議長を務める桜田百合子さん(57)は、「皆が笑顔になる十和田市」を目指し、高規格道路の整備を企業誘致につなげたいとしています。 【十和田市議会 副議長 桜田百合子氏】 「十和田市にインターが欲しい、インターが出来ることによって、ホテル・飲食店様々なものが選んでもらえる十和田市になると考えておりますので」 小山田市政を引き継ぎつつ、時代に合わせブラッシュアップするとしています。 「十和田バラ焼きゼミナール」の舌校長(ぜっこうちょう)、畑中宏之さん(61)は、「3世代が楽しく暮らせる十和田」を掲げ、若い世代への投資や教育現場の負担軽減で人づくりにつなげたいとしました。 【十和田バラ焼きゼミナール 畑中宏之氏】 「行政と市民が一体となって、あのB1グランプリの時のように、若い世代から高齢者までを一緒に巻き込みながら街づくりを進めていきたい」 自主財源の確保に向け、ふるさと納税課を新設しプロモーション体制を強化するとしています。 市民団体代表の沢橋幸治さん(63)は、0歳児からの保育料無償化を掲げ、子育てしやすい街づくりを目指すとしました。 【「住みやすい街作りを考える会」代表 沢橋幸治氏】 「『住みやすい街作りを考える会』を立ち上げて一生懸命、市に提案してきたんですが、全然市から回答がないんですよ、これじゃ駄目だと自分で出馬しようと決めました」 無償化の財源の1つにするため、市長の報酬を辞退するとしています。 このほか、市民団体代表の庄子弘幸さん(70)は、農畜産業の振興や市町村合併の推進などを訴え、出馬する意向です。 さらに、元十和田市副市長の西村雅博さん(70)は、11日に会見を開き正式に出馬表明する予定です。