<ジョーカー2>日本語版吹き替えキャストが発表 ジョーカーは平田広明が続投 ガガ演じる“リー”は
映画「ジョーカー」の続編「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(通称「ジョーカー2」)の日本語版吹き替えキャストが発表された。ホアキン・フェニックスさん演じるジョーカー役には前作に続いて平田広明さんが決定し、レディー・ガガさん演じる謎の女性リー役には村中知さんが起用された。映画は10月11日に公開。 【写真特集】「ジョーカー」ホアキン・フェニックスが語る壮絶減量の裏側
平田さんは本作の吹き替えについて、「ずいぶん前に風の噂で続編があるらしいと聞きました。ただ『歌ってるシーンがやたらと多い』とも聞き、ならば吹き替え版は作らないのでは、と勝手に思い込み、寂しいやら少しホッとするやら、しておりました。そんな訳で正式にお話を頂いた時は、盛大にビビり散らかしました」と語り、「前作同様、ホアキン氏に寄り添うことだけを考えて収録に臨みました。ただ、今作はアーサーの闇をより深く感じましたので、演じながら自分のメンタルを持って行かれないよう注意しなくてはという、これまでに経験の無い思いをしたのが自分でもビックリです」とコメントしている。
村中さんは、リーについて「なんとなく周囲に溶け込むことはできても、違和感を覚えながら生きてきた女性だなと。傍からみるととんでもないこともするんですけど、手段が変わっているだけで辻褄は合っているんです。なんなら合理的。繊細さと大胆さを併せ持つ、アンバランスな興味深いキャラクターでした」と述べ、「ご視聴前に“フォリ・ア・ドゥ”の意味を調べて、どんな物語になるのか想像してみるのも楽しいかもしれません。今作のみでも楽しめるとは思いますが、前作をご視聴いただいてからだと更に良いかと。妄想と現実の狭間でお待ちしています!」とメッセージを送っている。
また、ジョーカーが収監されているアーカム州立病院の看守ジャッキー役に斎藤志郎さん、ジョーカーを追い詰める裁判長役を角野卓造さんが務めるなど、豪華な吹き替えキャストが揃った。
「ジョーカー2」は、孤独で心優しかった男が悪のカリスマへと変貌し、社会への反逆者として祭り上げられたジョーカーが、謎の女性リーと出会い、さらに狂気を広げていく物語。