裏金疑惑から見える自民党の負の文化とは?菅野志桜里氏が語る岸田総理のとるべき道とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
ここでMC乙武洋匡は「裏金=領収書のいらないお金を作る目的」に疑問を呈します。 MC乙武「何に使いたいんですかね?」 政治にお金がかかるのは周知の事実ですが、その使途のほとんどは報告書に記載して問題のないものばかりです。 そのなかで自民党内に「自分を支えてくれる地方議員に対するお金を渡して、サポートをお願いするカルチャーは一部であるんだろう」と菅野氏。選挙ドットコムちゃんねるおなじみの豊田真由子氏もこのお金の存在にたびたび言及しています。 自民党の国会議員が地方組織のヒエラルキーをのぼり詰めるためにお金が絡んでいることが、この問題の裏に隠れているのかもしれません。 菅野氏「自民党独特の根強い政治文化であることは間違いない。そこと戦えるかどうかが岸田さんに問われているんだと思います」
岸田総理が進むべき道とは?
MC乙武「岸田政権、もつんでしょうか?」 菅野氏は自民党では解散権をもつ総理にすら圧力がかかることがあるとした上で、岸田総理には2つの選択肢があると語ります。 1つは、これほどの大惨事を迎えてなおこれまでのように各派閥に心配りをしつつ党内での自分の立場を守る道。 もう1つは人事だけでなく政治資金規正法を改革し、自民党の文化をぶち壊すところまで踏み込む道です。 菅野氏は「大変だけれども、総理大臣としてやるべき仕事をやっていくには後者の道を選ぶべき」とコメント。選択次第で支持率が回復する可能性にも言及しました。 MC乙武「これまでの岸田さんを見ていると前者になってしまいそうな気もしますが、後者を期待したいですね」 菅野氏「期待をしつつ、火の玉となって何と戦うのかしっかり見ていきたいと思います」