《万馬券的中も》競馬好きモデル・ほのか、GⅠレースを「予想外の場所」で観戦「タイパ重視の令和の若者向けですね」
本日12月15日、京都競馬場で開催された2歳牡馬のマイル王を決める「朝日杯フューチュリティステークス」。川田将雅騎手騎乗のアドマイヤズームが先行策から堂々と押し切って完勝。古都の競馬場は大いに盛り上がった。 「ピザをペロ」競馬好きモデル・ほのかのキュートすぎる写真ほか
一方、こちらは東京・渋谷のカラオケBOX。師走の週末午後ともなれば、部屋から漏れ聞こえてくるのは、若者たちの元気な歌声。ただ、今年は少しだけ違う。朝日杯の熱戦を伝える「実況アナウンサー」の絶叫も聞こえてきた。 11月から全国のJOYSOUNDカラオケ設置店で、JRA(日本中央競馬会)のテレビ競馬中継番組「グリーンチャンネル」のLIVE配信がスタート(2025年6月15日のGⅠ宝塚記念まで毎週末に生配信予定)。“UMAJO”(ウマジョ)と呼ばれる女性競馬ファンたちが、カラオケBOXで競馬観戦するという、新しいムーブメントが起こり始めている。 そんな噂を聞きつけて、12月中旬に「JOYSOUND渋谷南口駅前店」を訪れたのは、6月までファッション誌『CanCam』の専属モデルだった“競馬好きモデル”のほのか(28才)だ。
レースの合間にマイクを握って歌える
競馬ファン歴8年で、過去にはスポーツ新聞でダービー予想を掲載、現在はJRA中継テレビ番組『うまDOKI』(KBS京都、土曜午後3時)にもレギュラー出演するほのか。10月の天皇賞・秋では、ドウデュースを本命に、馬単流しで5頭を選択し、馬単7-4の「ドウデュース-タスティエーラ」を当てて、なんと万馬券を的中(1万3560円)。ほのかは自身のXで《ふぁああっっ!!!》と驚きの声を書き込んで報告するほどに興奮していた。競馬観戦には一家言を持つUMAJOだ。 「私は競馬場で馬が駆ける姿を見るのが大好きなんですが、初心者や女性ファンにとっては、競馬場や場外馬券場って、ちょっと敷居が高いんです。でも、カラオケBOXだと仲のいい友だちや家族と集まって、大音量と大画面でお酒や食事を楽しみながら観戦できるので、幅広い人に競馬の楽しみを知ってもらいやすいなと。 レースの合間って空き時間が30分ほどあるじゃないですか。その時間に、カラオケや食事、ガールズトークも楽しめちゃう(笑い)。令和の若者はタイパ(タイムパフォーマンス)を重要視するから、こういう観戦の仕方って時代に合っていますよね」 ほのかは、本日開催された朝日杯では、1番人気のアルテヴェローチェ(牡2歳)と、新コンビ、ムーア騎手騎乗のニタモノドウシ(牡2歳)に注目して、観戦を満喫した。結果はアルテヴェローチェが5着、ニタモノドウシが9着。ただし、彼女の目線は既に今週末の12月22日に向いている。その日は、競馬のオールスター戦、1年の締めくくりの祭典、有馬記念が行われるのだ。 「私は、何度も有馬記念を生で見てきて、涙を流すほどに感動してきたんですけど、もちろん観客席はぎゅうぎゅうのすし詰め状態で、人によっては落ち着いて観戦できない部分があるかも。かといって、家のテレビやスマホで見るのは、せっかくのお祭りレースなのに物足りなくて、さみしい。 おじさまたちは、場外馬券場で馬券を買った後に、近くの居酒屋でテレビ観戦されているのをよく見ます。若者や女性にとってカラオケBOX観戦が、そんな形で定着していくかもしれませんよね」 カクテルをぐいっと飲んで、ピザをおいしそうにほおばると、またマイクを握って、カラオケを歌い出した。多様性の時代、趣味の楽しみ方もいろいろあるようだ。 取材・文/瀬津真也
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