【写真：Getty Images】

　AFC U-23アジアカップ カタール2024のグループリーグ最終節で、U-23日本代表とU-23韓国代表が対戦する。強烈なライバル関係がある日韓の代表チームで、市場価値が高いのは誰なのか。パリ五輪を目指す両国の市場価値を、ランキング形式で順位ごとに紹介する。※市場価値は4月20日時点の『transfermarkt』を参照、金額が並んだ場合はサイトに準拠。

【写真：Getty Images】

3位：川﨑颯太（U-23日本代表） 生年月日：2001年7月30日（22歳） 市場価値：100万ユーロ（約1億4000万円） 所属クラブ：京都サンガF.C. 2024リーグ戦成績：7試合2得点0アシスト 　ヴァンフォーレ甲府の下部組織で育った川﨑颯太は、U-18から京都サンガF.C.に加入し、2020年にトップ昇格を果たした。1年目からレギュラーとなると、2023シーズンからキャプテンを務めている。 　川﨑は10代の頃からピッチ上でのインテリジェンスが高く、抜群のポジショニングで相手の攻撃を止めることができる。身長は172cmで上背はないものの、強度が高く、2024シーズンのJ1でここまでタックル数11位、インターセプト数2位、ボールリカバリー数16位（『jleague.co』を参照）と、いずれも高い水準を誇っている。 　また、課題とされていた攻撃面も明らかに改善されており、今季はJリーグでに2得点を挙げて、すでに昨季の得点数に並んでいる。AFC U-23アジアカップ カタール2024第2戦のU-23UAE代表戦でもゴールを決めた。 　先月のU-23マリ代表戦では失点に直結するミスがあった川﨑だが、やはりチームに欠かせない戦力の1人であることを証明している。