小林鷹之氏、学生時代に感じた結束の大事さ 大学ボート部の仲間は「友だちを超える同志、盟友」
小林鷹之前経済安保担当大臣が19日、『ABEMA Prime』の自民党総裁選の候補者9人による討論会に出演し、自身の交友関係について「大学時代の仲間は友だちより上の同志、盟友」と熱い人柄を滲ませるエピソードを紹介した。 【映像】小林鷹之前経済安保担当大臣、ボード部の熱い絆話 番組では若者の将来、ネットで進む分断など様々なテーマで議論が交わされる中、人柄を知るために「友だちとは?」という質問をした。最も早く立候補した小林氏は、大学ボート部時代に感じた結束の大事さを語った。 小泉進次郎元環境大臣と同じく、40代の小林氏。「友だち」というワードで連想するものとしては「一番ありがたいのは耳障りなことを言ってくれる人」と、自身の課題をしっかりと指摘してくれる人こそが貴重だとコメント。さらに友だちを超える同志、盟友という存在として、大学時代に所属していたボート部のメンバーを挙げた。 「ボートは8人で漕ぐが、究極のユニフォーミティ、統一感のスポーツだ。私は一番前で漕ぎ、後ろに座っている人間が私に合わせるが、後ろを見なくてもこのリズムを感じる。心を合わせ、体も合わせなきゃいけないし、非常にきついスポーツで、正直レース中にやめたくなる。だから、オールを漕ぐ力を弱くしたくなるが、それをやると仲間がその分、水が重くなる。仲間も本当にギリギリのところだが『こいつらは絶対に手を抜かない』と信じて、自分も当然そうする。この究極の状況で、お互い信じ合える仲間というのは、盟友というか、友だちよりさらに上」と、ボート競技を通じて堅い結束が生まれたと語っていた。 また番組内では、日本が世界をリードする必要性についても強調した。「私は15年ぐらい前、ワシントンで外交官をやっていたが、自分が思っていた以上に日本の存在感がアメリカで低下していた。あの時は、総理が毎年代わっていた時期で、アメリカの政府と話をしても『今ここで約束しても、来年代わるかもしれない、意味があるのか?』と、すごく悔しかった。日本は世界から信頼される国であるとは思うが、信頼されるだけじゃなく必要とされる日本になってこそ、世界をリードする国になれると思う」と述べていた。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部