「この結果は必然」GS首位突破に胸を張る横浜の喜田拓也。まずはアジア8強を見据え「歴史を変える意味でも心してかかりたい」と意気込み
アジアの舞台で「マリノスらしさを存分に見せたい」
横浜F・マリノスは12月13日、アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ第6節で中国の山東泰山と対戦し、3-0で勝利。この結果、グループ首位でノックアウトステージに進出した。 【動画】ヤン・マテウスの鮮やかループ弾! 試合後のフラッシュインタビューで、キャプテンの喜田拓也は「突破するには条件とかありましたけど、そういうことじゃなくて、自分たちのやってきたこと、貫き通してきたことを出そうと臨んだ」と明かし、「この結果は必然だと思いますし、何よりもマリノスの素晴らしさとか、みんなの姿勢とか、見ている人には伝えられたんじゃないかなと思います」と試合を振り返る。 他会場の結果にもよるが、2点差以上の勝利というのが1つの条件だった。横浜は序盤から攻勢に出て、やや攻めあぐねてはいたが、45+4分にエウベルのゴールで均衡を破ると、57分にアンデルソン・ロペス、64分にヤン・マテウスがゴールネットを揺らした。 「点を取らないといけない状況ではあったんですけど、慌てずいこうと。90分、試合はありますし、そのなかでどうオーガナイズするかは自分も中心となって進めていこうと思っていた。良いタイミングで点を取れましたし、本当にみんなの姿勢があらわれたんじゃないかなと思います」 ノックアウトステージは、年をまたいで行なわれる。「チームはまた新しくなったりとかありますけど、今年のメンバーで頑張って、歯を食いしばって首位突破した。そこは忘れてはいけない」と強調する喜田は、「ラウンド16、クラブとしては突破できていないので、歴史を変える意味でも心してかかりたいと思うし、マリノスらしさを存分に、アジアの舞台で見せたい」と意気込んだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部