手足口病・マイコプラズマ肺炎の感染報告数は前週より減少も依然高水準 インフルエンザは注意報レベル下回る 長崎県
長崎県内で今月10日までの一週間に報告された手足口病とマイコプラズマ肺炎の感染者数は、いずれも前の週を下回ったものの依然として高い水準で推移しています。 長崎県のまとめによりますと、県内で今月10日までの一週間に手足口病への感染が報告された人の数は前週より47人少ない140人で、2週連続で前の週を下回りました。 県全体の1医療機関当たりの感染報告数は「3.18」で、依然として警報終息基準の「2.0」を超えていて、警報レベルの報告数が21週にわたって継続しています。地区別で報告数が多かったのは対馬保健所(15.50)、県北保健所(9.33)壱岐保健所(5.50)となっています。 また、マイコプラズマ肺炎は前週より6人少ない24人の感染が報告され、5週ぶりに前の週を下回りました。 県全体の1医療機関あたりの感染報告数は「2.0」で、地区別で報告数が多かったのは長崎市保健所(4.67)佐世保市保健所(4.0)となっています。 一方、インフルエンザは県全体の1医療機関当たりの感染報告数が「0.97」で、5週ぶりに注意報レベルの「1.0」を下回りました。 長崎県では手洗いやうがいなどの感染対策を呼びかけています。
長崎放送