「キム・ミンジェに対する疑問がまだ残っている」

伊藤の加入がキム・ミンジェの去就に影響を与えるかもしれない。(C)Getty Images

　2023－24シーズンに無冠に終わったバイエルンはシュツットガルトから日本代表DFの伊藤洋輝を獲得した。さらに、レバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献したドイツ代表DFヨナタン・ターの補強も取り沙汰されている。 【PHOTO】華やかコスチュームでエールを送る韓国女子サポを特集！ 　そんななか、既存のDFの立場が危うくなっているようだ。韓国メディア『スポーツ京郷』は「衝撃だ。ダイアーだけが残る？ バイエルンがキム・ミンジェ、デ・リフト、ウパメカノの売却の可能性→センターバックは全面刷新予定」と題した記事を掲載。次のように綴った。 「主力として重用されると見られたキム・ミンジェが売却対象になる可能性があるという見通しが出た。一方、エリック・ダイアーはバイエルンの売却対象ではないというニュースだ」 　同メディアは「ドイツの『キッカー』は、マタイス・デ・リヒトとダヨ・ウパメカノは適切な金額のオファーが来れば去る可能性がある。キム・ミンジェも同じだ。昨シーズン後半、キム・ミンジェの下落傾向は球団内部的に疑問を抱いたと伝えた」と報道。韓国代表DFについて、こう綴っている。 「キム・ミンジェも売却の可能性があるようだ。当初キム・ミンジェはヴァンサン・コンパニ監督体制で重用されると考えられた。攻撃的なサッカーを駆使するコンパニ監督の哲学に照らしてみたとき、キム・ミンジェの攻撃的な守備スタイルを好む可能性が大きかった。しかし、それでも安心できない状況だ」 　記事は「バイエルンはまだドイツのブンデスリーガ最高のCBであるヨナタン・ターの迎え入れを望んでおり、交渉もまだ進行中だ。さらに、クラブ内部的にも昨シーズンに失望のパフォーマンスを見せたキム・ミンジェに対する疑問がまだ残っている状態だ」と指摘。こう主張している。 「結局、キム・ミンジェは自ら証明しなければならない。新監督の体制で昨シーズン不振だった姿を覆して、自分のスキルを証明することだけがミュンヘンでレギュラーとして生き残れる道だ」 　今後の動向が注目される。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部