汁物の提供など改善の動きも 被災地・能登の学校給食
一方、奥能登・能登町の宇出津小学校。 1月25日に出された昼食は、パックご飯とレトルトカレー、乳飲料と水、それに地元企業から寄付されたポン菓子でした。 こちらでも、徐々に献立は改善されていて、22日は保存食のパンにバナナ、ヨーグルトと牛乳、そして汁物のポトフでした。 宇出津小学校でも、汁物は19日から加わるようになりました。 量が少ないという声はあるものの、種類が増えた給食に児童は喜んでいます。 宇出津小学校の児童 「うれしい。めっちゃおいしかった」 「レトルトのパンは冷たく感じた。(ポトフの)具は熱く感じる」 1月25日の時の男子児童 「(レトルトカレーの)具材が柔らかすぎて、喉に味わいが伝わらない」 1月末のレトルトカレーの昼食では、こうぼやいていた男の子も… 男子児童「(全部食べましたけどポトフはどうでした?)ポトフはよかったよ」 能登地域での完全給食はまだ先の見込みですが、元気の源となるお昼ごはんは少しずつ楽しみが増えているようです。
北陸放送