自民・稲田氏「大きな前進」 衆院委、LGBT法案可決
自民党の稲田朋美元防衛相は9日の共同通信加盟社論説研究会で講演し、LGBTなど性的少数者への理解増進を目的とした法案が衆院内閣委員会で可決されたことに関し「（法成立が）当事者にとっては大きな前進になる」と述べた。 2021年の与野党実務者による合意案の取りまとめに関わった稲田氏は「基本的な人権に関する法律はできるだけ多くの人が賛成してくれる方が良い」と指摘。立憲民主、共産両党などが委員会で反対したことに触れ「理解が得られなかったのは、とても残念だ」と述べた。 一方、同性婚に関しては「一足飛びに認めることには反対だ。影響が大きい」と強調した。
