みんなは財布にいくら入っている? 電子マネーの平均チャージ額も教えて!
日本でも、クレジットカードや電子マネーなどを活用したキャッシュレス決済を取り入れる人が増えてきています。 なかには、決済手段がキャッシュレスメインとなり、「現金をあまり使わなくなった」という人もいるのではないでしょうか。今回は、財布に入っている金額や現金を入れている理由、電子マネーのチャージ額について紹介します。
財布に入っている現金の相場は5000~2万円程度
マクロミルが2021年に1000人を対象におこなったお財布の中のお金の調査によると、お財布にお金を入れているのは全体の「98.3%」で、入れている額については、5001~1万円と回答したのが、全体の28.3%でした。 次いで1万1~2万円の25.2%、1001~5000円と回答したのは21.3%でした。つまり、全体の半分以上の人が、財布に5001~2万円入れていることになります。また、2万1~3万円と回答した人は11.9%、それ以上と回答した人も8.1%いました。 ◆財布に現金を入れていない人の割合 財布に現金を入れていない人の割合は、1.7%です。近年は、キャッシュレス決済が普及しており、普段の生活で現金を使うケースが減ってきています。しかし、現金を持ち歩かない人はごくわずかです。 ちなみに、財布に現金を入れていない人の割合が最も多かったのは、20代男性と30代男性、50代男性で、それぞれ3.0%でした。60代の男性と50代の女性では、財布に現金を入れていない人の割合は0%となっています。
財布に現金を入れている理由
財布に現金を入れている理由を尋ねると、「災害など不測事態が起こった時に現金が必要だと思ったから。」といったものや、「スマホの電波状況や、電池切れ等 災害が多い中、何かあったらやはり現金が必要になるので、保険のような感じで入れています。」といった回答がありました。 多くの人がキャッシュレス決済を日常的に活用しながらも、不測の事態に備えて財布に現金を入れていることがうかがえます。 また、「友達とご飯に行くときに割り勘できるように。」という回答もありました。電子マネーを個人間でやり取りできるサービスもありますが、一緒に食事をした人すべてが同じサービスを利用しているとは限りません。 割り勘についても不測の事態となる可能性があり、そうした状況に備えて現金を財布に入れている人もいると考えられます。