5月3日に左膝を手術したトラウト。復帰は2～3か月かかると見られている。(C)Getty Images

　故障欠場しているロサンゼルス・エンジェルスの主砲、マイク・トラウトの復帰時期が不透明な状況だ。トラウトは現地4月29日の試合で左膝を負傷して5月3日に手術を受け、リハビリを続けている。 【動画】1試合で2本の特大アーチ！ トラウトの衝撃弾をチェック 　エンジェルス専門メディア『Halos Today』は6月5日、「トラウトの復帰はほど遠い。半月板の手術からの回復に、いまだ取り組んでいる」と伝えた。 「エンジェルスにとっては残念だが、トラウトが復帰する見込みはまったくない。5月3日に手術を受け、回復には最善のシナリオでも4～6週間かかる見込みだ」 　その最善のシナリオが崩れているようだ。同メディアは地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャーの報道を引用して、「手術から1か月ほど経過したが、トラウトはまだリハビリ中。有酸素運動を強化するためのマシンを使用しているが、グラウンドで走ることも、野球のトレーニングも再開していない。復帰はまだまだ遠い」と報じている。 　さらに『Halos Today』は、「何らかの障害がなければ、少なくとも2～3か月はかかると見られている」と伝え、当初の予定よりもはるかに時間がかかると見通した。 　トラウトをはじめ、アンソニー・レンドーンも故障離脱しているエンジェルスは、23勝38敗でア・リーグ西地区の最下位に沈んでいる。主砲を欠いたエンジェルスの低迷は、この先も続くかもしれない。 構成●THE DIGEST編集部