【レバンガ】B1初挑戦クリーナー&3Pシュート武器アレン 新外国籍が活躍誓う
レバンガ北海道は8月27日、新外国籍選手のライアン・クリーナー、テリー・アレン両選手の新規契約会見を開きました。
▽日本でのプレー4季目 B1初挑戦のライアン・クリーナー
アメリカ出身で、ここまでの3シーズンはB2でプレーしてきたクリーナー選手。 滋賀レイクスに所属した昨季は57試合に出場し、平均24分30秒のプレータイムで16.0得点、6.3リバウンドを記録しました。 B1でのプレーは初めてで「(チームだけでなく)僕自身もステップアップする気持ちで頑張りたい」と力を込めます。 チームに合流して約3週間ですが、小野寺龍太郎ヘッドコーチ(HC)は「自分たちが求めているディフェンス、オフェンスともに理解力も高いですし(チームメイトとも)コミュニケーションがとれている」と評価。 クリーナー選手は「昨季のようにアグレッシブなプレーをしたい。フロアの広いところで自分の良さを出していきたい」と意気込みます。
▽海外経験豊富でアウトサイドシュートが得意 テリー・アレン
アメリカ出身で、これまでフランスやドイツなど欧州を中心に、海外リーグでプレーしてきたアレン選手。 会見では「すごく楽しみに北海道に来た。これまでの経験をどう活かせるのか僕自身が楽しみですし、良いチームにしていけるよう努力したい」と抱負を語りました。 昨季はイタリアのトップリーグ(セリエA)に所属し、30試合に出場。 平均27.2分のプレータイムで、12.2得点、4.6リバウンドを記録。 武器はアウトサイドからのシュートです。 「オフェンスでは3ポイントも打てますし、インサイドではポストアップまでできる。ディフェンスも相手のポジションを問わずに守ることができると思う。”練習の中でやっていることをいかに試合で再現できるか”ということを小野寺HCも求めていると思うので、個人というよりはチームプレイに目を向けていきたい」と先を見据えます。
▽クラブ初の国外試合 台湾遠征へ
レバンガ北海道は29日から台湾へ向かい、クラブ初の国外試合となる台湾プロチームとの交流試合に参戦する予定です。 31日に新竹ライオニアーズと、9月1日に新北中信特攻と対戦します。 台湾遠征に向けた27日の練習では、攻守のチームルールを確認。 何度もプレーを途中で止めながら小野寺HCが指示を出しました。 (小野寺HC)「実際のゲームに近いようなフルコンタクトでの練習はまだできていない。攻撃で何点取ったかではなく、どのくらいの失点に抑えたかが重要」 いまはディフェンス面に焦点を当てて、この先の課題を洗い出したい考えです。 ドワイト・ラモス選手と共にキャプテンを務める島谷怜選手は、「台湾でのプレーは初めて。ディフェンスの部分は構築してきたものをしっかり遂行したいし、オフェンスではセットプレーの相手の反応を見てみたい。新加入選手の特徴などは試合をやってみないと分からないこともある。自分たちのことを優先に考えたい」と目標を定めています。