【ミドル女性の副業辞典】即戦力になれる仕事を選ぶ!生活の知恵と経験を最大化「家事代行/ベビーシッター編」
自宅にいながらできる副業が人気ですが、オンオフを切り替えるためにも「働くならやっぱり外がいい!」という人もいるでしょう。 でも、新しく外で働くとなると仕事を覚えるのが大変……という心配も。 そこで今回は、自宅外ででき、かつ未経験なのに即戦力になれる、ミドル女性にぴったりの副業を紹介します。
ミドル女性の需要沸騰!「家事代行」
ミドル女性の在宅ではない副業で、人気の職種といえば「家事代行サービス」です。 帝国データバンクの調査によると、家事代行サービスの市場規模は、2021年度で800億円超。2012年度に比べ約6.2倍も拡大しているそう。今後さらなる拡大が予測されています。 そして、家事代行の最大の魅力は、主婦業経験があれば未経験でもできること。しかも、1回の拘束時間は2~3時間と短めなので副業として始めやすいのもいいですね。 未経験といっても、365日×数十年(言い過ぎ?)ずっと家事はやってきたミドル女性は、報酬をもらっていなかっただけで、ある意味プロフェッショナル。 伝説の家政婦・タサン志麻さんとまでいかなくても、料理や掃除、洗濯など今まで培ってきた経験は、かなり高度なスキルとなって身についているはずです。そのため、ミドル女性は即戦力として需要が高いのです。 それこそ料理が得意な人は、料理専門の家事代行として活躍するのもいいですし、片付けが得意なら片付け&掃除に特化もあり。家事ならなんでも受けるスタイルだっていいわけです。 家事代行サービスの仕事を得るには、「雇用型」と「マッチング型」の2つの方法があります。 まず、家事代行業者が雇い主となる「雇用型」。雇用型といっても、パート、契約社員、正社員などその雇用形態はさまざまですが、あくまでも雇用主は利用者ではなく、家事代行業者となります。 そのため、雇用型の場合は、利用者から依頼のあった仕事を、家事代行事業者がスタッフに振り分け、価格設定も、利用者との事前のやり取りも事業者が行います。 雇用型最大メリットは、「研修が充実していること」と「トラブルがあった時に会社が対応してくれること」。 家事についての経験は十分でも、家事代行としてのノウハウがゼロだとやはり不安になりますよね。 例えば、イオングループの「家事の宅配 カジタク」を見てみてると… ・時給1435円~、週1日2時間からOK。 ・研修は、テキストを使った座学が約3.5時間(サービス内容の学習、お料理代行の場合は衛生研修など)、掃除の実技3時間、料理の実技3時間 ・さらにデビューから2回はトレーナー同行 との情報。これは心強いですね。 カジタク以外にも、雇用型の家事代行サービスは事前研修を設けているところが多く見受けられます。会社の看板を背負った社員として、お客さまのところに送り出すためといえるでしょう。