石破首相 指名選挙で“居眠り”疑惑に様々な声「よく居眠り出来るな」「真面目に体調が心配」
衆院選を受けた第215特別国会が11日、召集され、衆参両院の本会議で首相指名選挙が行われ、自民党総裁の石破茂首相(67)が第103代首相に選出された。 【写真】首相指名選挙の1回目の投票時に自席で目をつぶる石破茂首相 決選投票では、石破氏が221票、野田氏が160票。無効票は84票に上り、石破氏は決選投票でも過半数を取れなかった。自公が過半数を占める参院本会議では、石破氏が142票で過半数(125)を獲得しており、同氏が首相に指名された。 開票作業を待つ石破氏は、体を揺すったり、机を平手でたたくなど、落ち着かない様子。選出が決まると、拍手の中で立ち上がり、表情を崩さないまま3方面へ頭を下げた。敗れた野田氏も表情を変えず、ゆっくりと拍手した。 一方で、1回目の投票では、居眠りをするかのように見える動画がSNSで拡散され、指摘の声が上がっている。石破氏は目を閉じたまま頭を落とし、いったん上げた後、また少しずつ頭が…と、船をこぐような様子。隣の林芳正官房長官、加藤勝信財務相が、心配そうに見詰めていた。 ネットには「首相指名選挙でよく居眠り出来るな」「居眠りはやめてくださいね!!!リーダーとしてお願いします」「流石に今日の居眠りはダメよね」と、ストレートな批判の声が上がった。また野党からは「寝ていたとすれば、著しく緊張感に欠ける」(立憲民主党ベテラン)と苦言が呈された。 一方で、「石破さんの健康が心配。こんな大事な場面で居眠りは普通じゃない」「石破氏の居眠りが睡眠時無呼吸症候群とかなら、病院で検査して欲しい」「石破さんが居眠りしていた件、真面目に体調が心配」と、石破氏の健康状態を心配する声もあった。また「人間だから首班指名だろうがなんだろうが、限界感じたら居眠りくらいするだろう」と、首相の激務に理解を示す意見も投稿された。