去年、強制わいせつ事件を起こし仙台地方裁判所から有罪判決を受けた無職の男が検察官らが作成した捜査報告書の記述内容をインターネット上に書き込んだなどとして仙台地検に逮捕・起訴されました。 【写真を見る】強制わいせつ事件で有罪判決を受けた31歳無職の男が「捜査報告書の記述内容をインターネット上に書き込んだ」などとして仙台地検に逮捕・起訴される　宮城 刑事訴訟法違反の罪で起訴されたのは、宮城県大崎市の無職・伊藤光洋被告（31）です。 起訴状などによりますと、伊藤被告は自らが起こした強制わいせつ事件の裁判で使用された捜査報告書や供述調書の内容を去年12月から今年2月にかけてインターネット上の掲示板に書き込み不特定多数の人がみられるようにしたとされています。 仙台地検によりますと、捜査報告書や供述調書は伊藤被告の弁護士が紙で伊藤被告に渡していたということです。仙台地検は伊藤被告の認否を明らかにしていません。 伊藤被告は去年11月に仙台地方裁判所から懲役2年、執行猶予4年の判決を受けていて判決を受けた後の犯行だったということです。