バレー女子日本、アジア最上位から“陥落” 中国が6位浮上、日本は7位後退…残り2戦でパリ五輪切符獲得へ
◆バレーボール ネーションズリーグ女子福岡大会第3日 ●日本 2(25―23、25―22、20―25、21―25、14―16)3 カナダ○(13日、北九州市西日本総合展示場) パリ五輪出場権を懸けたネーションズリーグ女子福岡大会第3日は13日、北九州市西日本総合展示場で1次リーグが行われ、日本は、カナダにフルセットで敗れ、この試合での6大会連続の五輪出場は決まらなかった。勝てば8勝2敗とし、世界ランキングによる五輪の出場権獲得が確定していた。 パリ五輪出場権の残り5枠は1次リーグ終了後の17日付世界ランキングで決まる。パリ五輪の出場チームは全12チームで、昨年の五輪予選で出場権を獲得したトルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国と、開催国・フランスの7チームが決定済み。残る5枠を16チームが参加したネーションズリーグで争っている。 アジア・オセアニア、アフリカ大陸はまだ出場権を得ておらず、日本はアジア最上位となるか、すでに出場を決めたチームなどを除く上位3か国に入ることが条件。 この日の試合結果で、世界ランクが変動。日本は世界ランク6位でアジア最上位だったが、7位に後退。一方、アジアのライバル中国が6位に浮上した。 日本は残り2戦。15日にセルビア、16日に米国と戦う。
報知新聞社