国内最大規模 災害対応訓練 陸上自衛隊「みちのくALERT」〈宮城〉
陸上自衛隊が東北地方で実施する国内最大規模の災害対応訓練が6年ぶりに行なわれ、11月15日は自治体などと連携し災害時の情報共有体制を確認しました。 この訓練は陸上自衛隊が災害時の情報共有体制の確認などを目的に行なうもので自衛隊員3400人と71の自治体、53の関係機関が参加する、国内最大規模の災害対応訓練です。 「情報共有する。大津波警報がかかっている地域がある」 15日は宮城・岩手・青森の3県で震度6強の地震が発生し、さらに東北地方で大雨が降ったという想定で発災直後の情報収集と指揮の初動対応などを訓練しました。 本部では現場の映像や自治体からの情報をもとに被害状況を地図上に記して派遣する部隊の選定などを行いました。 陸上自衛隊東北方面総監部 一等陸佐 山田篤 防衛部長 「各組織の強みを総合的に発揮して、対処能力を向上させることに重きを置いている」 訓練は11月24日まで行なわれます。
仙台放送