木製の遊具やおもちゃで木育体験 「なかつがわ 森の木遊館」開館 岐阜・中津川市
木製の遊具やおもちゃでの遊びを通じて木育体験ができる「なかつがわ 森の木遊館」が8月4日、岐阜県中津川市にオープンします。 施設内は「まなび」「あそび」「ぶんか」「いきもの」「くらし」をテーマとした5つの空間にわかれていて、木のおもちゃなどで自由に遊べるだけでなく、木育プログラムやワークショップの開催も予定されています。 基本コンセプトは「~motto(もっと)~」。中津川市によると、コンセプトには「もっと木や森のことを好きになる、すべての人と森とをつなぐ“森の入口”になる」という思いが込められていて、森林とのつながりを体感できる木育拠点を目指しているということです。
岐阜県は、県の豊かな自然を背景とした森林環境教育の取り組みとして「ぎふ木育」を推進していて、2020年7月には総合拠点となる「ぎふ木遊館」を岐阜市に開館しました。 この「ぎふ木育」を全県展開するために地域拠点の建設計画が持ち上がり、2022年に行われた候補地募集で中津川市への建設が決定。市が提出した事業計画をもとに道の駅の駅舎を一部改修し、「なかつがわ 森の木遊館」の整備が進められてきました。 オープン初日の8月4日には「道の駅花街道付知内」で開館記念式典が開催され、岐阜県の古田肇知事や中津川市の小栗仁志市長が参加する予定です。