世界遺産登録で注目の新潟・佐渡島で「さどの島銀河芸術祭2024」開催
佐渡島を舞台に約21のアート作品を展示
「佐渡島の金山」の世界遺産登録が決定した新潟県佐渡市で、11月10日まで「さどの島銀河芸術祭2024」が開催されている。 佐渡汽船のターミナルがある佐渡島の玄関口・両津エリアを中心とした島内各所で、国内外から招聘したアーティストによるアート作品を約21作品展示する。 名物の「たらい舟」をモチーフにした、できやよいさんの「どんぶらこっこどんぶらこっこ」や、岩首の棚田近くに作られた寺田佳央(かお)さんの「世阿弥の彼岸ボートゴールデンクルージング」など、佐渡島の自然や伝統芸能、歴史的建造物などを取り入れた作品がユニーク。
佐渡島の自然や歴史、文化を体感できるイベントも
アーティストによるワークショップやライブパフォーマンスなどさまざまなイベントを開催。佐渡民謡体験、能+文弥人形+わら細工体験など、伝統芸能・工芸の体験メニューも展開する。作品を効率よく見て回れる芸術祭鑑賞ガイドツアーも予定している。 10時~17時(10月からは~16時)、火・水曜休(祝日除く)、パスポート3000円。 文/中 文子