DeNAが26年ぶり3度目の日本一!リーグ3位から下剋上で頂点へ 0勝2敗から4連勝大逆転
<2024年11月3日(日)SMBC日本シリーズ第6戦 横浜DeNAベイスターズ 対 福岡ソフトバンクホークス @横浜スタジアム> 【動画】大谷翔平は道具も異次元だった!元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁 ゲームセットの瞬間、横浜スタジアムが割れんばかりの大歓声に包まれた。 横浜DeNAベイスターズが3勝を挙げて迎えた日本シリーズ第6戦は、序盤から打線が噛み合った横浜DeNAがソフトバンクを11-2で下し、26年ぶり3度目の日本一に輝いた。 前日の雨天中止を経て迎えたこの試合は横浜DeNA・大貫晋一(30)、ソフトバンク・有原航平(32)がそれぞれ先発。 両チームとも初回からランナーを二塁に進めて先制点を挙げるチャンスを作ったが、両投手が踏ん張ってともにピンチを脱した。 そんな中、先制点を挙げたのは横浜DeNA。2回、この回の先頭打者として打席に入った筒香嘉智(32)がカウント2-1から有原が投じた132キロのチェンジアップを完璧に叩くと、センターバックスクリーンやや右側へ飛び込む本塁打に。4試合連続で横浜DeNAが先制点を奪った。 これで勢いに乗った横浜DeNAは下位打線が繋がり、2死二、三塁のチャンスを作ると、1番の桑原将志(31)が有原のツーシームを引っ張ってレフトへ2点タイムリー。シリーズ新記録となる5試合連続打点を挙げて差を広げていく。 さらに3回、横浜DeNAは2死満塁から森敬斗(22)が抜群の選球眼を発揮して、四球をもぎ取り押し出しで1点を追加した。 しかし4回、ソフトバンクも意地を見せる。先頭打者の今宮健太(33)がレフト前安打で出塁すると、続く柳田悠岐(36)が大貫が投げた高めのストレートをフルスイング! 打球はセンターバックスクリーンに飛び込む2ラン本塁打となり、ソフトバンクがこのシリーズ、30イニングぶりに得点を挙げ、横浜DeNAに2点差に迫った。
しかし、横浜DeNAは5回に濱口遥大(29)をリリーフで起用すると強気のストレート勝負でソフトバンク打線を三者凡退に。 マウンドから降りる際、濱口は両手を広げてスタンドに「もっと声援を!」と言わんばかりのジェスチャーを見せると、横浜DeNAファンは大歓声を上げて盛り上がり始めた。そしてその声援が5回の猛攻に繋がっていく。 後がないソフトバンクは4回に尾形崇斗(25)、5回はスチュワートJr.(25)がリリーフ登板で横浜DeNA打線を封じ込めにかかるが、横浜DeNAも負けじと5回に1死満塁から桑原が押し出し四球、続く梶原昂希(25)がセンターへのタイムリーで合わせて2点を追加した。 まだまだ横浜DeNAの打線の勢いは止まらず、スチュワートJr.の後を受けた岩井俊介(23)からオースティン(33)が押し出し死球、筒香は走者一掃のタイムリー二塁打、さらに宮﨑敏郎(35)もタイムリー二塁打を放ち、この回だけで7点を奪った。
大量リードを奪った横浜DeNAはその後、左腕の坂本裕哉(27)、伊勢大夢(26)と継投していくと、最後は森原康平(32)がソフトバンク打線を封じて試合終了。 その瞬間、マウンドには横浜DeNAの選手たちが集まり、スタンドではファンは大歓声を上げるというお祭り騒ぎになった。 この勝利で横浜DeNAベイスターズが1998年以来26年ぶり、3度目の日本一に。 リーグ3位からの日本一は2010年の千葉ロッテマリーンズ以来、14年ぶりの下剋上を達成して2024年のプロ野球は幕を閉じた。
テレ東スポーツ