予選から快進撃のガデツキがツアー初優勝に王手「試合全体を通していいプレーができた」 [グアダラハラ・オープン/テニス]
予選から快進撃のガデツキがツアー初優勝に王手「試合全体を通していいプレーができた」 [グアダラハラ・オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA500/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月9~15日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、予選勝者のオリビア・ガデツキ(オーストラリア)がカミラ・オソリオ(コロンビア)を6-2 6-3で退けツアー初優勝に王手をかけた。 ~グアダラハラ・オープン・アクロンで予選からの快進撃でツアー初優勝に王手をかけたガデツキ選手~ 3-2から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したガデツキは第2セット4-2からブレークバックを許したが、続く2ゲームを連取して1時間19分で勝利を決めた。 世界ランク152位で今週までトップ100の選手から2勝しか挙げていなかった22歳のガデツキは2回戦で第2シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-3 6-3で倒す番狂わせを演じて初のツアー8強入りを決めており、100位以内の選手に4連勝を飾って快進撃を継続した。 「とてもいい試合だった。試合全体を通していいプレーができた。(第2セット)4-1のときに先のことを考えて少し緊張してしまったけど、自分信じて冷静さを失わなかった。自分自身に凄く満足している」とガデツキは試合を振り返った。 ガデツキはキャリア初のツアー決勝で、第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を7-6(4) 7-5で破って勝ち上がった第5シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)と対戦する。26歳のフレッヒは7月のプラハに続く2度目の決勝進出で、ツアー初タイトルを目指している。
テニスマガジン編集部