【推しの子】有馬かなを本気にさせるため…アクアの渾身の“気味悪いストーカー”がすごすぎた
本領を発揮した元“10秒で泣ける天才子役”もすごいが、それを引き出すための星野アクア(CV:大塚剛央)の“怪演”も緻密で完璧なものだった。アニメ「【推しの子】」第4話で見せたアクアのストーカー役は、「たった1人で周りを巻き込んでドラマの完成度上げまくってる……」と視聴者を驚かせた。 【映像】アクアが演じる不気味なストーカー(4分53秒ごろ~) アニメ「【推しの子】」は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグによる、累計発行部数1750万部突破の大ヒット漫画が原作。産婦人科医のゴローこと雨宮吾郎(CV:伊東健人)が大好きなアイドル・星野アイ(CV:高橋李依)の息子に転生することから始まる物語だ。2024年7月3日よりアニメ第2期の放送がスタートするほか、11月28日からは実写ドラマシリーズの配信、12月20日からは実写ドラマの続編に当たる映画の全国公開が決定している。 アクアは同じ高校に通う女優の有馬かな(CV:潘めぐみ)にねじ込まれる形で、あるドラマに出演することになった。このドラマで10年ぶりに主演級の役を担当して意気込んでいたかなだったが、ドラマはイケメンモデルを売るための企画で、演技は二の次。ドラマとしての視聴者からの評価も低かった。しかしかなはこのドラマを良い作品にしたいと考え、最終話の見せ場のシーンに意気込んで臨もうとしていた。かなの思いを知るアクアは、彼女のために最高の演技ができる場を作ろうとする。 自分には母親であるアイのような才能がないと思っているアクアは、「視線を釘づけにするオーラがない。演技が上手いわけじゃない」と冷静に分析したうえで、「だから使えるものは全部使う」と策略を立てた。ストーカー役のアクアは、メインの男性役者を「お前、側で顔見るとブスだな。加工しないとこんなもんか」と煽って怒らせ、相手の素の演技を引き出したのだ。さらに、自身は不気味な笑みでナイフを舐めたり、わざと役者に殴られたりすることで、場の空気を変えていった。これで弛緩していた現場の空気は一変し、かなが存分に役者としての力を発揮できる状況となると、それに応えかなも見る者を引き込む演技を見せたのだった。 アクアの気味の悪いストーカーの演技には、「アクア役者としても天才すぎ!」「たった1人で周りを巻き込んでドラマの完成度上げまくってる……」「棒演技モデル君を煽って演技じゃなく本気で怒らせるとか普通やるぅ?(笑)」と視聴者から称賛の声が続出していた。 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
ABEMA TIMES編集部