首位陥落の広島 新井監督が6敗目の島内の登録抹消を決断「本人もしんどいと思う」首位陥落は「全く気にしてない」【一問一答】
「広島3-5巨人」(9日、マツダスタジアム) 広島の新井貴浩監督がセットアッパーの島内颯太郎投手の登録抹消を決断した。 【写真】降板を告げられ、唇を噛みしめてベンチに下がる島内 右腕は3-3の同点に追いついた直後に登板するも、1死二、三塁のピンチを招き、岡本和に犠飛、門脇に適時打を浴びて、決勝の勝ち越し点を許した。これで今季6敗目となった。 この姿に指揮官は「球自体は悪いようにはみえない」と強調した上で、「本人もちょっとしんどいと思う」と話し、抹消することを決めた。 島内はここまで今季38試合に登板し、6勝6敗、防御率2・80の成績を残している。 以下、新井監督の主な一問一答。 ◇ ◇ -島内が2失点して6敗目。 「今終わったばかりなので。ちょっと考えたいなと思っています」 -球質は悪くないと言われていたが、これだけ負けが続いている。 「球自体は悪いようにはみえないんだけど、本人もちょっとしんどいと思うので。これから話をして、考えていきたいなと思います」 -八回1死二、三塁で敬遠の選択はなかった? 「もちろん。あそこは埋められないでしょう」 -打線は同点に追いついた。 「粘り強くね。犠牲フライ、内野ゴロ、タカシのタイムリーか。粘り強く攻撃してくれたと思います。森下も岡本の1球だけだったね。あれを逆方向にホームランにするという岡本君がいいスイングだったと思うし、森下もあの1球以外はいつも通りいいピッチングをして、試合をつくってくれたと思います」 -同点に追いついた一打は苦しんでいた上本が生み出した。 「あそこよく打ったよね。ネクストにまっちゃん(松山)を立たせていたけど、まっちゃんだったら高梨が来ること分かっていたので、あそこはタカシにいってもらったんだけど、タカシらしいいいタイムリーだったと思います。食らいついてね」 -順位は気にしていないと言っているが… 「まったく気にしていない。あと何試合ある?今何月ですか?まったく気にしていません。そんなにトントンとうまく行くとははなから思っていないので、まったく気にしていません」