【速報】シャープの工場を買い取って、積水化学が「ペロブスカイト太陽電池」量産化へ ”堺工場”シャープが250億円で売却 2027年から生産拠点へ
積水化学工業が26日の取締役会で、「ペロブスカイト太陽電池」の量産化をはじめることを決議したことを明らかにしました。 積水化学の発表によりますと、大阪府堺市にあるシャープの工場建屋や電源設備、冷却設備などを譲り受け、ペロブスカイト太陽電池の製造設備を導入して、製造拠点とするということです。 【画像を見る】「ペロブスカイト太陽電池」って何?太陽電池めぐる課題から企業を取材 「ペロブスカイト太陽電池」は歪みに強く、薄くて軽量な新世代の太陽電池と言われ、同社は開発・量産技術の確立に取り組んでいました。一定の技術が確立したなどとして、2025 年からは原状設備で製造をはじめ、新たに取得する堺の拠点は、2027 年の稼働を目指すとしています。 いっぽう、シャープもきょう堺工場の一部を売却することを発表、売却額は250億円で合意したということです。