朝ドラ『虎に翼』第47回(6月4日)あらすじ・久藤(沢村一樹)の後押しを受け、寅子(伊藤沙莉)が司法省で民法改正に携わることに
激動の昭和時代、女性初の弁護士であり裁判官を志すヒロインが法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第47回(6月4日放送)では、司法省で働くことになった寅子が、久藤のもとで新しい憲法に則した民法の改正に取りかかることになる。 【写真】「思ったより謙虚だ」と寅子(伊藤沙莉)に告げる久藤(沢村一樹) 裁判官への採用を求めて法曹会館を訪れたヒロイン・寅子(伊藤沙莉)は、司法省で民法調査室の主任を務める久藤(沢村一樹)のもとで働くことになる。新しい憲法に則した法改正の仕事に取りかかることになった寅子は、民法の改正案を読みながらかつて共に法律を学んだ仲間たちのことを思い出していた。 しかし、そこに現れた久藤から、寅子が読んでいる改正案はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)から突き返されたものだと知らされる。女性の解放を強く推進するGHQと日本の実情のギャップを語る久藤に、寅子が自身の認識の甘さを痛感していると、そこへGHQで働くアルバート・ホーナー(ブレイク・クロフォード)がやってきて・・・。 し本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。