大隈通り商店会でぬかたブランド応援プロジェクト 「名水が育んだ逸品ぞろい」
早大近くの「大隈通り商店会」が愛知県岡崎市ぬかた地区とのコラボ企画「ぬかたブランド応援プロジェクト」を現在、行っている。(高田馬場経済新聞) 【写真】街路灯に貼られた「ぬかたブランド応援プロジェクト」のPOP その1 ぬかた地区は名古屋市の南東に位置し、岡崎市の東部4割を占める中山間地域。地区の86%が森林で、地区内の本宮山、巴山は、本宮山県立自然公園に指定されている。本宮山から流れる男川(おとがわ)、乙川(おとがわ)や地下水「神水(かんずい)」など名水が多く流れ、ぬかた地区の産品は「名水が育んだ逸品ぞろい」(岡崎市ぬかたブランド協議会)という。 ぬかた地区の関係人口を増やすことを目的に行うコラボ企画。大隈通り商店会にある10の飲食店で、ぬかた地区の産品である「竹千代ポーク」やユズを使ったメニューを提供するほか、産地直送品などを扱うスーパーマーケット「こだわり商店」では、「ミネアサヒ白米」「額田一番ほうじ茶ティーバッグ」(以上1,080円)、「ゆずジュレ」(378円)、「八丁味噌(みそ)田楽蒟蒻(こんにゃく)」(356円)などを販売する。 コラボメニューは、早大のまちづくりサークル「まっちワークグループ早稲田」が協力。試食してアイデアを出したり、食レポや生産者の声を伝えるポスターを街路灯に貼り出したりした。 「こだわり商店」店主で商店会会長の安井浩和さんは「おいしいという声を多くもらっており、反響を感じている。飲食店からも『お代わりしてもらった』『他の店から2軒目で食べに来てもらった』などの声が聞かれる。これからも学生たちと一緒にさまざまな地方と連携し、いろんな食材で街を盛り上げていければ」と話す。 コラボメニューは準備数なくなり次第終了。「こだわり商店」での食材販売は12月上旬までの予定。
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