【解説】熱中症の初期症状と対処法 重症の人に水を無理に飲まると“窒息や誤嚥”など二次災害に《長崎》
NIB長崎国際テレビ
熱中症が疑われる発症のサインを見ていきます。 ・めまいや立ちくらみ ・生あくびが出る ・いつもより大量に汗をかいている ・筋肉痛やこむら返りが見られる
これら初期の症状をそのままにしてしまうと… ・頭痛や嘔吐、倦怠感 ・判断力や集中力の低下なども起こるようになります。 熱中症が疑われる場合は ・エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など、涼しい場所に避難 ・衣服をゆるめ、体を冷やすこと 〔このとき、首の周りや脇の下、足の付け根を冷やすのが有効です〕 ・水分、塩分不足を補う経口補水液も摂りましょう
・自力で水が飲めない ・意識がもうろうとしている ・返事がおかしい このような状態になっている人がいた場合、無理に水を飲ませようとすると窒息や誤嚥による二次災害のおそれもあります。
重い症状がみられる場合は、ためらわず救急車を呼びましょう。 5日も熱中症警戒アラートが発表されています。 体調の変化に気を配り無理せず過ごすようしてください。