太くてやわらかい鯖江市の伝統野菜「川島ごぼう」を児童が収穫 味噌汁や煮物料理に
FBC福井放送
鯖江市の児童が10日、地域の伝統野菜「川島ごぼう」の収穫を手伝い、農作業の苦労を学んでいました。 「長くないか 折ったらこわいくらいでかい」 北中山小学校の児童が慎重に土から掘りだしたのは、地域の伝統野菜「川島ごぼう」です。1920年から鯖江市川島町で栽培が続けられていて、風味豊かで、太くてやわらかいのが特徴です。 手作業で土を掘り起こすなど手間がかかることから、栽培農家はピーク時の10分の1、10軒ほどまで減少しています。 児童は農家に掘り方を教わりながら、地域の食文化を学んでいました。 5年生 「僕たちが川島ごぼうの伝統を続けていかないと 何よりも食べたいので続けていきたい」 「ごぼうを掘った時でかいのが掘れたときが一番うれしかった」 「もう少しで終わりかと思ったら、どんどんと堀り進んで、想像の何倍も大変で難しかった」 収穫したごぼうは給食の味噌汁に入れて味わうということです。