ドライバーも大助かり 物流業界を救う!? ロボット稼働の未来型倉庫をお披露目
福井テレビ
鯖江市内にある物流会社が、10日、人手不足の解消や脱炭素など、未来を見据えた新倉庫をお披露目しました。 鯖江市で新たな事業所および倉庫を本格稼働させているのは江守物流です。工場内には3台のロボットが配置されていて、荷物を仕分けしたり運んだりという作業を分担しながら、従業員とともに仕事をこなしています。 トラックへの積み荷の作業を、ロボットが夜間請け負うことで人手不足を解消し効率化を図る狙いがあります。あるドライバーは、「荷物の積み下ろしが楽になり、休憩時間でもロボットは動いてくれて、その分違う作業ができるので助かっている」と歓迎しています。 興和江守 岩佐大秀社長: 「トラックドライバーの待機時間を縮めることで、時間外労働を短縮できれば」 また、倉庫内の消費電力は、屋上に設置された太陽光発電と蓄電池の併用で年間70%以上を調達可能としていて、これにより二酸化炭素の削減量は年間約200トンにのぼります。 物流業界の抱える課題の解消を目指して新たな取り組みが始まっています。
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