パトカー巡回や警察官の立ち寄り強化 年末年始に向け鶴岡警察署と防犯協会や交通安全協会
山形放送
ことしも残り1か月を切りました。人の往来が増える年末年始を前に鶴岡市では警察と地域の防犯協会などとが協力し犯罪や交通事故を防ぐ特別警戒態勢が2日、スタートしました。 鶴岡警察署 京野匡所長「12月になりますと車の流れ、人の流れ大変活発化します。それに伴い色々な事件、交通事故の発生が懸念されるのできょうから1月5日まで特別警戒ということでパトロールを強化していく」 鶴岡警察署は市民が事件や事故に巻き込まれることなく年末年始を迎えてもらうために2日から年明けの5日までパトロール活動を強化します。期間中はドライバーに緊張感を持って運転してもらうため赤色灯を付けたパトカーの巡回を増やすほか、金融機関やコンビニに警察官が立ち寄って防犯の声掛けなどを行います。 県内ではことしコンビニや郵便局で強盗事件が相次いで起きたほか、鶴岡警察署管内ではことし9月に三川町で高齢の女性が殺害される事件が発生しています。鶴岡警察署は住民の不安を和らげるため管内の鶴岡市と三川町の防犯協会や交通安全協会などにも協力を呼びかけ、特別態勢で年末年始の警戒を行います。 鶴岡警察署生活安全課 新野文彦課長「あわただしい中ですが車や自宅の施錠の徹底や変な特殊詐欺のような電話がきたら警察に相談をするとか雪が積もった車もしっかりワイパーをおろして出発するといった様々な点で事故、そして犯罪の予防のために努めていただきたい」 年内は毎週金曜日の午後5時から1時間、赤色灯を点けた全パトカーを主要な交差点や幹線道路などに配置し、地域の防犯や事故防止の意識の向上を図ります。