REJECT WINNITYが偉業を達成した 『Apex Legends』Global Series Year4 Split1 Playoffs現地フォトレポートをお届け。コスプレ、グッズ販売、フレンド募集掲示板など目白押し!
現地時間5月2日から5月5日までロサンゼルスで開催されていた「Apex Legends Global Series: 2024 Series Year 4 Split 1 Playoffs」は、REJECT WINNITYが悲願の優勝トロフィーをAPACに持ち帰る偉業を達成しました。 【画像全26枚】 本記事では、多くの選手と観客と関係者によって彩られた「Apex Legends Global Series: 2024 Split 1 Playoffs」のDay 3と最終日Day 4の会場の様子をお届けします。 ALGS 2024 Split 1 PlayoffsはロサンゼルスのGalen Centerで開催されました。Galen Centerは南カリフォルニア大学(USC)の体育館のひとつ。南カリフォルニア大学はこれまでに数多くの著名人を輩出し、USニューズ&ワールド・レポート最新のアメリカ大学ランキングでは23位、グローバル部門では80位に位置する名門校です(東京大学は81位)。 実は昨今のアメリカ各地の大学キャンパスでは、パレスチナ自治区ガザ地区の住民を支持するデモ活動が続いており、南カリフォルニア大学でも行われています。 前日には南カリフォルニア大学のライバル校のカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で、警察がデモ隊を排除するほど緊張感が高まり、南カリフォルニア大学の近隣地域は治安が悪いことから、普段から巡回している警察がいつもよりも厳重に警戒していました。 Galen Centerには専用駐車場が複数用意されています。ところがALGSということで足元を見られ、通常なら15ドルの駐車場代が45ドルというとんでもない価格に。日本円だと約6,975円!それでも駐車場は満車になるほど、アメリカ中からファンが集っていました。 もちろん駐車場が高すぎるということで路駐するファンもいますが、この方は間違いなくALGSを観に来たに違いありません。ロサンゼルスでは痛車をわりと見かけます。 Galen Centerに着くとALGSの横断幕が張られており、セキュリティゲートを抜けるとお祭りの雰囲気が出迎えてくれます。 まずはリアルLFG掲示板。自分のランクに合わせたステッカーが用意されており、掲示板に貼り付けることで近いランクのプレイヤーを探せます。どのランクも大量にステッカーが用意されていたはずですが、プレデターだけステッカーが全部なくなっていました。世の中にはプレデターが多いんですね~(棒)。 反対側にはシーズン21“アップヒーバル”の巨大バナーも展示されています。シーズン21はもう配信されていますが、皆さんオルターはもうプレイしましたか? ロビーの床はロサンゼルスらしく、ハリウッド名物のウォーク・オブ・フェイムを模して選手やクリエイターの名前がプリントされた星型で彩られています。 そんなロビーを進んでいくと巨大なネッシーが出現! 会場には公式コスプレイヤーや個人コスプレイヤーも散策しており、巨大ネッシー前は大人気フォトスポットとしてファンが列をなして写真を撮っていました。 巨大ネッシーの他に、会場には5体の隠れネッシーが配置されていて、探し出した先着25名には限定ゲーム内コードとネッシーのぬいぐるみがプレゼントされるミニゲームも開催されていました。 筆者が会場入りした時点では全てのネッシーが見つかってしまっていて残念でしたが、自力では絶対に見つけられなかった自信があります。なんせ1体はステージカメラのクレーンに潜んでいましたから。よく見つけられたものです。 会場には英語版の声優さんたちも訪れていました。こちらはコンジット役のFrankie Kevichさん。もしかしてと思って質問してみたところ、やはりコンジットをイメージしたカラーリングの服を用意してきたそうです。こういうファンサービスって嬉しいですよね。 イベントストアではチームユニフォームの他に、ネッシーのぬいぐるみやパーカーと、ロサンゼルス開催を記念したレイスの特別Tシャツが販売されていました。ロサンゼルス在住の筆者はロサンゼルス記念グッズに弱いのですが、このシャツを着るにはオシャレレベルが足りず購入には踏み切れませんでした。Tシャツは人気が高いのでDay 3の時点で売り切れてしまい、Day 4は少量のみ入荷されていました。 ファンアートが並べられたパネルも見逃せません。Respawn Entertainmentはスタジオ内にもファンから寄せられたファンアートを大量に展示しており、今回の設営でもやはり外せないとのことで、厳選された素敵な作品が並んでしました。 2階では各チームがブースを出展して、チームグッズを販売しています。日本からはRIDDLEがブースを出展していましたが、筆者が欲しかった黒い閃光タオルは売り切れてしまっていました、残念。RIDDLEさん、次回はもっと数を用意してください。 個人的に気に入ったのがDarkZeroのTシャツです。40ドルというTシャツとしては強気な価格設定ですが、ストリートハイブランド並のしっかりしたクオリティかつ、主張が激しくないデザインで筆者の好みにヒット。ところがサイズはXSとSしか残っておらず購入を断念。 ロサンゼルスでこのクオリティのシャツを40ドルで探すのは大変なので、DarkZeroファンでなくても引き込まれる魅力がありました。 ちなみにDarkZeroはALGS 2022の優勝トロフィーも展示していたのですが、ポツンと置いてあるので最初は優勝トロフィーと気が付かず、素通りして二度見してしまいました。 2階ではチームブース以外にミートアンドグリートも開催されていました。筆者の推し配信者のTeam LiquidのAmbushがいたり、すでにDay 4進出を決めているDisguisedのiiTzTimmyやRespawn Entertainmentの開発スタッフがファンを出迎えてくれます。やはり現地イベントはこういうやり取りも魅力のひとつですね。 そして2階の最大の目玉は、やはりステージ観客席。普段はGalen Centerのコートになっている場所に出場チームのブースが設営されており、観客はダイレクトに全チームのプレイを見渡すことができます。 通路側には公式ウォッチパーティーの配信者たちのブースもありました。 筆者はバトロワ系eスポーツイベントの配信画面で戦況を全て見渡すことが苦手で、ALGSを配信で観ていても気がついたら最終円になっていたということがしばしばありました。しかし、現地のモニターは配信画面の他に、全チームがどこにいるかを映した全体マップ専用モニターがあるおかげで常に戦況を把握でき、配信よりも試合にのめり込みやすい作りになっていて感心しました。 そしてメディア・クリエイターには、ステージに降りて選手たちと同じ視線を体験できる素敵な機会をいただけました!ここで多くの選手達が熱い視線や歓声を浴びながら優勝目指して熾烈な戦いを繰り広げていたわけです。 そして、最後にREJECT WINNITYがALGS 2024 Split 1 Playoffsのトロフィーを掲げたときの視点もこうなっていたわけです。Game*SparkではREJECT WINNITYへのミニインタビューも掲載しているので、あわせてチェックしてみてください。
Game*Spark いーさん
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