「日本版ライドシェア」が米子地区で再開…赤沢経済再生担当相が試乗“交通空白地域”解消に期待(鳥取)
山陰中央テレビ
タクシー不足解消のため、自家用車や一般ドライバーを活用する「日本版ライドシェア」が米子市で再開されました。鳥取県内では、2024年10月のねんりんピック開催に合わせて期間限定で導入されましたが、継続的な運行は初めてです。 赤沢亮正経済再生担当大臣: では行ってきます。 ライドシェアのタクシーに乗り込んだのは、赤沢経済再生担当大臣。1月4日に米子市で開かれた出発式で試乗しました。日本版ライドシェアが導入されたのは、米子市と日吉津村、それに境港市の米子空港周辺のエリアで、皆生タクシーと米子第一交通の2社が金曜と土曜の午後4時から深夜にかけて運行します。 日本版ライドシェアは、タクシーが不足する特定の曜日や時間にタクシー事業者の管理のもとで、自家用車や一般のドライバーを活用して有料で人を運ぶサービスで、2024年4月にスタート。鳥取県内では、2024年10月のねんりんピックに合わせて期間限定で導入され、大会終了後は運行が停止されていました。日本版ライドシェアが継続的に運行されるのは、県内ではこれが初めてです。 赤沢亮正経済再生担当大臣: 本当に快適に乗れるものでありました、乗り心地は普通のタクシーと変わりません。交通空白地域を解消してほしいと、その大きな力にこの日本版ライドシェアはなるだろうと期待をしています。 料金はタクシーとほぼ同じで、予約にはスマートフォンなどのアプリを使用。安全運転講習などを受けたアルバイト契約の社員が運転手となり、使用されていないタクシー車両や運転手が持ち込んだ自家用車が配車されます。この会社では、3台を運行することにしています。 ドライバー: 今日の式典で大臣も安全のことをおっしゃっていたので、そこを身を引き締めて頑張りたいと思います。 山陰両県ではこのほか、益田市匹見町で日本版ライドシェアが導入されています。
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