【巨人】今季初先発の横川凱が1勝目 2回の岡本和真の4号ソロが決勝点
◆JERA セ・リーグ DeNA1―2巨人(27日・横浜) 開幕2軍スタートだった横川凱投手が今季初先発し、5回まで投げ3安打無失点。先発としては2023年の5月18日ヤクルト戦(神宮)以来(6回1失点)となる勝ち星を挙げた。 14日からロングリリーフ枠で1軍に昇格し、登板した3試合で無失点と好投しチャンスをつかんだ横川。1回先頭の桑原将志外野手に左前打を打たれ、1死二塁とされたが、後続を抑えて無失点の立ち上がり。2回は1死から右前打した関根大気外野手を自ら一塁へのけん制で刺し、ピンチの芽を摘んだ。 4回は1死から牧秀悟内野手の右前打、宮崎敏郎内野手への四球で一、二塁とされたが、関根大気外野手を一ゴロ併殺打に打ち取った。5回を3者凡退に抑え、この回で降板した。 打線は2回に先制点。岡本和真内野手が、DeNAの先発左腕・ケイ投手の初球のまっすぐをとらえて、左翼スタンド中段に飛び込む4号ソロアーチ。主砲の打った瞬間にわかる一発で1点を先取。さらに、萩尾匡也外野手が遊撃内野安打、オコエ瑠偉外野手の右前打で三進した無死一、三塁で、スタメンマスクの大城卓三捕手が中犠飛を放ち2点目を挙げた。 横川に代わって6回は高梨雄平投手が2番手で登板し、先頭を四球で出したが無失点。7回からはケラー投手がマウンドにあがり、先頭の宮崎に左翼スタンドに2号ソロ本塁打、さらに四球と送りバント、度会隆輝外野手の二塁内野安打で1死一、三塁のピンチを背負い、代打・楠本泰史外野手を空振り三振に打ち取ったところで、4番手で船迫大雅投手が登板し、桑原を右飛に抑え、追加点は許さなかった。 8回からはバルドナート投手が登板。2死から牧、宮崎に連続四球で一、二塁とされたが、関根を遊ゴロに打ち取って切り抜けた。9回は守護神・大勢投手が3人でピシャリと抑え、1点差で逃げ切った。
報知新聞社